2017年9月2日土曜日

関ヶ原 (2017)

みてきただ。

良かったところ


  1. 岡田くんかっこいい!
  2. 有村架純くそかわいい!
  3. 役所広司のデブ特殊メイクくそきもい!
  4. 戦国歴史ファン憤慨の必見映画


くらいかな。以下クソ叩き

見せ所なし!岡田准一の為に作られたイケメン映画!!

直江状も、島津の退き口も、長政の羽織も、柿は胆の毒も、すべて無い。ナッシング。皆無。石田三成をいかにイケメンにするかにクローズアップされた映画に他ならない。そのために架空の女忍び初芽(有村架純)を用意し色恋沙汰まででっちあげる始末。

役所広司のキャラ付けされていない徳川家康

相対的に敵役の徳川家康にどういう味付けをするかで、その映画の方針ってもんがわかるというのに、無味無臭。たぬき爺を描こうとはしているのだけど、本がたぬきと書いていない。無骨で非情の鬼とも書いていない。たんたんと腹だけ特殊メイクで太らされた役所広司がそこにいるだけなのだ。(顔はいつもの肉の落ちた役所広司のまま)もうこれは作り手側に家康愛がないとしかいいようがない。

関ヶ原合戦シーンも単調

カメラワークも横からの映像ばかりで、とても二十万以上の大軍がいるような映像とはとても思えない。本も戦場に大谷刑部と金吾と島津しかいないような脚本になってる。もっとCGを多用して数を盛ったり、俯瞰映像を用いて今何が起きているかとか映像で語るべきだろう。

また、火縄銃の兵士が槍の間合いまで突撃しタイミングよく発射するなどすっとぼけた殺陣があったり、槍衾も統制がとれておらず農民の喧嘩としかおもえない。もうちっと殺陣ってもんを理解すべきだろう。どうせそこまでフィクションでいいなら波動拳の一発や二発うっとけっての。そういう気概も見受けられない。やる気がない。そういうことだろう。

本が見る側の知識を頼り、モノローグで説明する愚かな脚本

徳川家康が唐突にかご作りはじめて「これは母衣じゃ」と作ったかごを背負って部屋を走りだす。知識がないと家康が奇行に走り始めた???とも思うだろう。ある程度の戦国知識を要求するくせに、ナレーションが「で、あった。」とモノローグでシーンを終える所も多く不親切極まりない脚本だった。映画というものは映像でその説明をすんなり受け入れさせるためにあんだろうが!ボケ!

戦国歴史が好きでたまらない人が戦国映像を渇望してやまない状況のみ☆2.0でおすすめします。そのくらいの点数はつけてもいい。でも有村架純くそかわいいから許す。

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