アーサー王伝説を知り過ぎた人は馬鹿を見る。知らなくても馬鹿を見る。
何の説明もなしに魔術師マーリンの使いの者が現れたりして、初心者置いてきぼりの脚本。そしてそのマーリンは一切登場しない。アーサー王伝説をモチーフにした「アーサー成り上がり旅情探訪記」という別の創作物語なのだ。でもこの創作物語がとても荒っぽくアクション映えする良い作りなので、これはこれでアリと受け入れられればとてもハッピーな映画なのだ。ファンタジー向け魔法なし。物理攻撃のみ。
アクションの出来は非常によくて「物がぶっ壊れる」という事に集中していて判りやすい。魔法は主に動物を操り、動物が攻撃する。物理攻撃がメイン。訳の分からないアストラルサイドの者は皆無。これはファンタジー映画ではない。アクション映画なのだ。グレイルクエストで育った僕としては
マーリンとピップの大冒険を期待して見に行ったんだけど、これはそういう映画じゃなかった。でも、クソ掃きだめに捨てられたアーサーが王になるまでの過程は青木雄二脚本かと思うほどの泥臭さですごく魅了されたし、そんな掃きだめで育ったアーサーのキャラづけも貴族ヅラ一切しない所とかリアリティあってとてもよかった。ノリも軽く解りやすい良い本だ。俺的に☆3.8。今特に見に行く映画ないだろうから暇な人は行くとよいとおもう。オススメ。
Yahoo映画「キング・アーサー」
https://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC/360074/
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